発行日:2021年3月1日
定価:1,000円(税込)
● コロナ禍を超える流通
● 我が国最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市
第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021
3日間トータルで94,335人の来場者を集める!!
● 注目のステーショナリー!テレワーク、在宅勤務に便利なアイテム
コロナ禍に生まれた商機や需要、また人々が慣れはじめてきている新常態や新しい生活様式…そうした変化に対応し、そしてこの難局を乗り越えようとする取り組みが台頭してきている。
そこで、今号では「無人決済」でリアル店舗を支援しようとするJR東日本発のTOUCH TO GO、他社に先駆けファッションマスク専門店を出店したコックス、ニューノーマルに対応したSCをオープンさせたイオングループ、ウイズ・コロナ、アフター・コロナに備えたMDを展開するカインズのStlye Factory、新しい生活様式対応店舗をリニューアループンしたイトーヨーカ堂の取り組みを取材した。
またコロナ禍に伴う新しい生活様式ということでは、テレワークに注目したい。グローバルベイスのリノベーションやスノーピークビジネスソリューションズの調査からは、テレワークの明暗が浮き彫りになる。
コロナに対応し、コロナ禍を乗り越えようとするプレイヤー達の動きを追うとともに有識者の言葉からウイズ・コロナ時代の新定石を探る。
日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」、食卓を切り口に、新しいマーケットとライフスタイル・食文化を創造する見本市「第29回グルメ&ダイニングスタイルショー春2021」、「暮らし、デザイン、新時代」暮らし方から住まいをデザインするリノベーションの見本市「第9回LIFE×DESIGN」が、2021年2月3日(水)~5日(金)の3日間、東京ビッグサイト(西1~4ホール/アトリウム、南1~4ホールで開催された。
総出展社数は1,432社(内海外5の国と地域より28社)。3日間の来場者は94,335人。会場では新型コロナウイルス感染拡大防止対策に万全を尽くし、安心・安全な商談環境が用意され、コロナ禍の影響下においては昨年秋の開催に比べ、出展社も大幅に増加した。
来場者からは、「積極的で前向きな出展社が多い」「オンラインの展示会と比べ、リアルの展示会は、商品やモノづくりの背景を聞くには非常に良い」「実際に会って話すのと電話で話をするのとでは、相手の熱意や人柄などの伝わり方が違う」などの声が寄せられ、ハイブリットの展示会を志向した新たな見本市として、コロナ禍において、新製品に飢えていたバイヤー達の要望に応える充実した内容となっていた。
テレワークやリモートの会議・授業などに合った、文具やデスク周りのアイテムの人気が高くなっている。机の上の作業がはかどるアイデア商品、そして、文具類をまとめやすく会社と家庭の移動に便利なアイテム、等々をピックアップしてみた。