発行日:2024年12月27日
定価:1,100円(税込)
● ギフト流通 トップの視座
● 年頭のご挨拶・年頭所感
● 食と器 第3弾 アフタヌーンティー編
● 第1回ギフト・ショーinソウルレポート
● 第99回ギフト・ショー、第71回PIショー、第6回京都ギフト・ショー告知
2025年はギフト流通激変となる。ギフト業界ではデジタルギフトが伸長し、特にブライダルではチョイスカタログから主役の座を奪おうとしている。流通業界ではインバウンドが爆発する一方で、メーカー、卸、小売の役割が変化してきている。
今号ではギフト流通業界のトップ10名に取材した。そこから見えてきたもの…激変を経て、ギフト流通はまだまだ伸びる。
英国発祥の「アフタヌーンティー」は、近年日本でも「ヌン活」という流行語が生まれるほどの大ブームとなり、今、新たな文化へと進化している。
もともと日本は、約500年にわたり茶道の文化を受け継いできた。茶道は茶器や建築空間を含めた総合芸術とされており、英国で発展したアフタヌーンティーにも影響を与えたとされている。
緑茶や紅茶など、ドリンクの選択肢も広がった現在、日本ならではの「創意工夫」の豊かさは、アフタヌーンティーなど飲食の分野でも、より一層光るものとなっている。抹茶など「和」の素材や、地域性に富んだ多様で新鮮な食材、アイデアが豊かで質の高いものづくりやコンテンツなどと組み合わせることで、アフタヌーンティーは無限の可能性を秘めたイノベーションの舞台となっているのだ。
今年2月12日(水)~14日(金)に「第99回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」(ギフト・ショー)と同時開催される「第37回グルメショー春2025」では、新設の「Cafe&Tea展」が開催される。今回は、同展の出展社を中心とする紅茶やアフタヌーンティーにまつわるフード、高い企画力でギフト・ショーでも支持を集めてきた多彩なテーブルウエアを取材した。
SDGs(持続的な開発目標)への取り組みが本格化しており、またコロナ過を経てから特に地域環境や地域社会に対しての意識が高まっている。
ギフト流通業界においても、環境や社会にとって、やさしい商品・サービスであることが選ばれる基準となっており、ビジネスガイド社主催の見本市でもそうした商品・サービスが注目を集めている。本連載では、そうした商品・サービス、あるいはそれらを展開する企業を紹介する。
第6回は老舗国産コルクメーカーである永柳工業(株)が取り組む、ワイン用コルク栓のリサイクルについて注目する。
2024年12月4日(水)・5日(木)の2日間、韓国ソウルの江南地区にあるCOEX(ソウル貿易センター)の2階「THE PLATZ(ザ・プラツ)」で、第1回東京インターナショナル・ギフト・ショーinソウルが開催された。主催はビジネスガイド社、運営はKoreaMesse/TradeWorld。
韓国での販路拡大を目指す日本企業35社が出展し、来場した韓国人バイヤーと商談を行った。