ビジネスガイド社

月刊Gift PREMIUM

月刊Gift PREMIUM 2022年8月号 No.635

発行日:2022年8月1日
定価:1,000円(税込)

特集「ライブコマース、ギフト化 仕掛けるマーケティング戦略のすべて」

商品特集

特集「SDGsとギフト」

特集「Eコマース時代の顧客満足」

特集「メンズコスメ」

月刊Gift PREMIUM 8月号 目次

特集「ライブコマース、ギフト化  仕掛けるマーケティング戦略のすべて」

  1. 8 日本のおけるライブコマースの現状、将来性
    ライブコマースは、継続的に使うことでLTV向上や顧客育成目的に有効
    BIPROGY(株)
  2. 10 PinPonは日本の実状に合ったライブコマースの在り方を追求します。
    PinPon(株)代表取締役CEO兼CTO 藤堂 夏輝氏
  3. 12 公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の第一の運用目的は有隣堂のファンづくりです
    (株)有隣堂 経営企画本部 広報秘書室 担当課長 渡邉 郁氏
  4. 14 モノ、コトの先にある“出来事”。それを生み出すことでギフト化をはかり、新しいマーケットを開拓する ギフト研究所
  5. 16 セレクトショップを舞台に、スモールコミュニティ販売、そして“ギフト”を仕掛ける
    (株)ビューティスタンドプラス 顧問 中島 宏行氏
  6. 18 “ギフトで仕掛ける”、ラッシュの最新マーケティング戦略
  7. 19 関わる人と環境にやさしいフラワーギフトプラットフォーム
    HANAMUKE for biz

商品特集

  1. 20 干支・縁起物・カレンダー・ダイアリー・年末年始用品
    来年2023年は卯年!年末年始を彩る、賑やかでめでたいギフトの動向は
  2. 56 心と体をリフレッシュ! 香りの商品特集

特別連載企画 世界の逸品を訪ねる 第4回「ハワイ」

  1. 28 第94回東京インターナショナル・ギフト・ショーに今年もハワイパビリオンが出展
  2. 30 ハワイパビリオン 注目の出展社7社
  3. 32 阪急うめだ本店でハワイフェア2022開催される
  4. 33 ハワイのアーティスト 多彩なアートワークで 何気ない日常に、小さな幸せを届ける「ローレン・ロス」

特集「SDGsとギフト」

  1. 36 LOCALの良いものを販売することで地域の生産環境を支援するグロサリーのセレクトショップ AMEKAZE
  2. 37 廃棄される魚の皮から財布や名刺入れを 持続可能なモノづくりを続けるフィッシュレザーブランド tototo
  3. 38 使い切れなかったカラーコスメをクレヨンに 美容業界ゴミゼロを目指すプロジェクト COSMEnoIPPO
  4. 39 コンセプトはエシカル×エンパワーメント国内初のプラスチックフリーエシカルリップ Menary/BENI
  5. 40 地域の伝統工芸・産業・文化とコラボした装飾を展開「松屋の地域共創プロジェクト」 銀座松屋
  6. 41 暮らしに関わるエシカルなアイテム

特集「Eコマース時代の顧客満足」

  1. 48 Eコマース時代の顧客満足への取り組み

特集「メンズコスメ」

  1. 60 ギフトとしてのメンズコスメが秘める可能性
  2. 62 初めての方も、女性の方も、全世代必見。いま大注目の「メンズコスメ」市場をリードする4企業
    (株)アンド・コスメ/(株)シンビシン/(株)バルクオム/(株)白鳳堂

主要展示会・商談会

  1. 72 ギフト・ショーとLIVING&DESIGN2022同時開催 喜多俊之氏スペシャルインタビュー
  2. 74 第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022開催決定
  3. 76 第66回PIショーの目玉企画「第8回リテールプロモーションアワード」最終審査会により受賞社名決定
  4. 77 ビジネスガイド社の主要見本市
  5. 78 第64回大阪ギフト・ショー2022が9月に大阪で開催 関西で30年以上開催の歴史ある展示商談会

カンパニー・協会・話題・イベント・ショップ・調査

  1. 6 銀座ロフト「旅する水族館」にみるリアルの可能性 11の水族館とコラボした催事が大盛況
  2. 26 織物産地の老舗メーカーと気鋭のデザイナーが展開する「銭湯」をテーマにしたテキスタイルブランド IIYU TEXTILE
  3. 34 コロナが明けたら行きたい国・地域は ハワイが圧倒的人気
  4. 42 最新店「ビオラル新宿丸井店」にみる健康志向SMの「先駆け」の現在地
    (株)ライフコーポレーション
  5. 44 アジア食品専門店「亜州太陽市場 千歳船橋店」ギフト対応や販売店への波及効果も期待される
  6. 46 現地スタッフとのオンライン商談!「台湾MICE産業オンラインセミナー」開催!
  7. 47 「3秒」「3分」「3時間」をコンセプトに商品展開 グランスタ内のお土産ショップが好調 TOKYO!!!
  8. 54 倒産から奇跡のめぐり逢いと熱い想いで復刻のサッカーシューズ
    (株)YASUDA
  9. 66 54種類のワインなどの商材が一堂に会した「オーストリアワイン フェスティバル」が開催
  10. 68 人生という旅路を共に ~女性に寄り添うセルフケアブランド「pace」~
    エース(株)
  11. 70 第32回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2022
    注目の出展社 帝人(株)
    「着る繊維から、食べる繊維へ」スーパー大麦「バーリーマックス®」が紡ぎ出す人生100年時代の健康
  12. 82 東京韓国商品展示・商談会が盛況裏に終了
  13. 96 「浙江省輸出商品(大阪)交易会/大阪国際ライフスタイルショー」ハイブリット形式で開催

連載

  1. 83 ギフトECサイトの処方箋 第107回「市場を伸ばす男性コスメ」
    (株)エンファクトリー 取締役 CDO 清水 正樹氏

  1. 86 プロムナード
  2. 90 ショップデータ
  3. 92 売り場の販促のヒント
  4. 94 プラタ通信
  5. 95 生活の木
  6. 96 業界関連ニュース

月刊Gift PREMIUM 8月号 記事詳細

ライブコマース、ギフト化
仕掛けるマーケティング戦略のすべて

今月のテーマは“仕掛ける”。

ライブコマースとは、SNSなどでライブ配信をしながら視聴者と配信者がコミュニケーションすることができる、新しい対面型のツール。その配信の中で、購買や来店の促進を行う。
テレビショッピングをネット上で行うようなものだが、“放送中”に、画面上の演者と視聴者が双方向でやり取りをすることができ、あたかも接客のような、より密接なやり取りをすることができることが特徴だ。
ライブ放送のスケジュールをウェブサイトやFacebook、Twitter、InstagramといったSNSで告知、もしくは配信に出演するインフルエンサーやタレントさんが自身のSNSで告知したりすることで、企業にとってみれば、新しい顧客層を獲得するチャンスにもなる。また、自社の販売員が“出演”することも多く、その親しみ易さがファン作りに効果的であり、リアル店舗との相乗効果を生むことも多い。

店や商品の魅力を、アナログ的にアピールすることにおいて格好のツールであるにも関わらず、運営面では普及したデジタル技術を使うことによって、昔では考えられなかったほどの低コストで、かつ物販の拡販やイメージの拡散にも効果的な販売方法となっている。
このライブコマースについて様々な立ち場から携わっている企業の事例を集めた。大手ITシステム会社のBIPROGY、オンラインとオフラインのハイブリットのライブコマースを展開するPinPon、15万のユーザーを抱えYouTubeからオリジナルキャラクター、専門店を生み出した有隣堂。

「ギフト」ということでは、発足当初より、「ギフト化」というコンセプトで従来のギフト製品の開発よりも更に一歩進んだ販売戦略を提唱するギフト研究所や、ギフト戦略に力を入れているラッシュ。セレクトショップの品揃えにSNSの活用やギフトをうまくからめたビューティースタンドプラスの事例を紹介したい。

企業の業務内容、規模によって具体的な方策は様々であるが、新たなマーケティング戦略においては“仕掛ける”ことが絶対に不可欠である。

商品特集 干支・縁起物・カレンダー・ダイアリー・年末年始用品
来年、2023年は卯年!年末年始を彩る、賑やかでめでたいギフトの動向は?

年末年始は、一年の中でも様々なギフトが動くチャンスである。中でも干支関連、カレンダーやダイアリー、縁起物などの需要は、この時期に集中する傾向がある。

今月の特集ではこうした「干支・縁起物・カレンダー・ダイアリー」といった、特に年末年始に人気を集めるBtoB商品にスポットを当て、最新事情をそれぞれ紹介する。

大切な人に贈るモノだからこそSDGsへの配慮が求められる

SDGs(持続的な開発目標)についての関心はますます高まっている。特に若い世代を中心に、エコやエシカル、サステナブルへの意識は飛躍的に高まっている。

大切な人に贈る「ギフト」にはとりわけ、SDGsへの意識、また人や地域、環境への配慮が求められると言えるだろう。

人や地域や環境に、あるいはSDGsに配慮して作られたモノやそうした取り組みの中で生まれたモノは「ギフト」として好適品と言えるかもしれない。またSDGsへの取り組み自体が、例えば地域や生産者や消費者にとって福音をもたらす「ギフト」となるケースもある。

本企画では、そうした商品や取り組みを行う企業・ブランドの事例とSDGsに配慮した商品を紹介する。

ギフトとしてのメンズコスメが秘める可能性~メンズコスメが創造する新たな市場~

メンズコスメに対する意識が当事者と第三者を含めて変わり始めている。

トレンダーズ株式会社のが運営するSoft Drinkが2022年1月24日から25日に行ったオンライン調査(15-59歳 男性2,000名)によると、メンズメイクの実施率は全体で14.6%。10代で22.5%、20代で24.0%にとどまった。一方で「メンズメイクは世間に受け入れられている」と感じる人の割合は10代での54.3%、20代での46.8%を筆頭に、全体で44.4%という結果が見受けられた。

この2つの調査結果をまとめると、メンズメイクの実施率に比べて、「受け入れられている」と感じる人の割合は多いという結果になった。このことから、特に若い世代を中心にこれから新たにメンズメイクを始める潜在的な消費者がいることがわかる。

逆に、女性側の視点に立つと、株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学が20代から50代の326人を対象にしたアンケートでは、74.5%の女性がメンズメイクに対して肯定的であると回答した。

流行の発信地であるアメリカに目を向けると、世界第3位のグローバル・マーケティング・リサーチ会社であるIpsos(イプソス)がアメリカの男性(異性愛者 18-65歳)に行った調査によると、回答者の15%は現在メンズコスメとメイクアップを利用していると答えた。さらに、17%の参加者は今後の使用を検討していると回答し、メンズコスメのマーケットは今後2倍の売り上げを潜在的に秘めていると予測することができる。

隣国の韓国からも日々最新メンズコスメが進出しているだけではなく、国内の化粧ブランドもメンズコスメに参入しており、これからの日本でメンズコスメ・メイクアップがさらに過熱するのは時間の問題と言える。

広告掲載社様 2022年8月号

  • アピデ株式会社
  • 株式会社アマサキ
  • エトワール海渡
  • 大阪国際ライフスタイルショー
  • クリスマスおもちゃ見本市
  • 五洲薬品株式会社
  • 株式会社三喜
  • 株式会社生活の木
  • 浙江省輸出商品(大阪)交易会
  • ダイキョーオータ株式会社
  • 丹波屋株式会社
  • TOC
  • TOCオロシエ
  • 新居田物産株式会社
  • 日本製紙クレシア株式会社
  • 株式会社フクヤマ
  • 株式会社プラタ
  • 株式会社紅屋商店
  • 株式会社四津井